【重要】全寮制から通学制への移行について

全寮制から通学制への移行について

 平素より本学の教育並びに研究につきまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、このたび、八ヶ岳中央農業実践大学校は令和4年度より「全寮制」を廃止し、「通学制」へと移行することとしました。

 本校は、1938年の開校以来、「全寮制」での共同生活を通し、自律の精神と協調性を養い、自立できる力を身につけることを、教育方針の一つとして運営いたしてまいりました。

 しかし、全寮制で農業を学ぶということが、ともすると閉鎖的で昨今の学生の生活環境に適合せず、様々な弊害となる事例が見られるようになりました。また、寮の老朽化が甚だしく、修理・修繕も多額の費用がかかる状況になっております。

 そのため、本校では、学生が『農業を学ぶ場』と『社会生活の場』を切り離す必要があると考え、全寮制から通学制への移行を決断いたしました。大学校周辺のペンションとも連携して学生の住むところを確保することも検討しており、いわば、美しいムラの中で生活しつつ、農業を学ぶ、という新たな大学校を目指したいと考えております。

 このような新たな環境のもとで学生生活に自由度を持たせることで、農業に限らず幅広い挑戦ができるようになり、社会人として「生きる力」を総合的に身につけることができると考えております。

 それに伴い、カリキュラムも大幅に変更していこうと考えております。「実践を通じた生産、飼育、加工、販売までの一貫教育を行い、担い手を育成する」という理念に変更はありませんが、農産園芸分野では有機農業技術への挑戦、畜産分野ではアニマルウェルフェアを目指した畜産技術の強化などに取り組み、また、スマート農業技術などに関する先端的教育も行っていきたいと考えております。

 全寮制を前提とした「入学」を考えていた皆様には大変なご迷惑をおかけいたしますが、ご了解くださいますようお願い申し上げます。

 なお、入学が決定した学生に対しては、近隣の下宿なども紹介できればと考えております。詳細については総務部教務課(0266-74-2111)にお問合せください。

 

八ヶ岳中央農業実践大学校

校長  大杉 立